ストレスとは
ストレスという考えかたを最初に医学の領域にとり入れたのは、カナダのハンス・セリエ教授で1930年ごろです。彼は生物学的なストレスを「体外から加えられた各種の有害作用に応じて体内に生じた、障害と防衛反応の総和である」と定義しました。すなわち、からだが有害な刺激(たとえば寒さなどの生物学的なストレスや人間関係に基づく精神的なストレスなど)を受けると、生体はそれに反応しますが、そのときの有害刺激をストレッサー、生体の反応(ゆがみ)をストレスと呼んだのです。しかし、現在その定義はきわめてあいまいになっており、ストレッサーのことをストレスと呼んでいる場合も少なくありません。すなわち、生体に対して、平均以上の緊張を強いるような負荷を通常はストレスとしている場合が多いようです。
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