在宅看護2:療養者への対応
療養者は、介護をしてくれる人の気持ちをしっかりと感じています。それだけに療養者を家族の大切な一員として、愛情をもって対応するよう心掛けます。療養者への対応は一人ひとり異なり、一般的には次のようなことに気をつけましょう。1.病気のために感情的になることも多いので、怒りなど負の感情に対していっしょに流されず、療養者のあらわす感情をできるだけ客観的に受けとめるようにします。しかし喜びやうれしさをともにわかち合うことも大切なことです。
2.療養者には命令的な口調ではなく、「…してみますか」「…してみましょうね」と意思決定を自分でできるようにします。
3.療養者の気持ちを受けとめ、上手な聞き役になるようにします。
4.療養者の不当な怒りや攻撃に対しては介護者自身のせいであると自分を責めたりせず、病気によるものと受けとめましょう。そして、療養者の態度に対して、冷静に介護者が不快であると伝えましょう。
5.スキンシップをはかりましょう。療養者はさまざまな不安や孤独を抱えています。ちょっとしたことばをかけるとき、あるいはそばにいるとき、手を握ったりからだに触れるなどのスキンシップをはかることが大きな安心を与えることになります。
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