在宅ワークトラブル防止・トラブル対策
トラブルを防ぐために契約条件が明確化されていない在宅ワークがかなりあり、「家内労働等実態調査」によれば、発注事業所側の初回契約方法は、「書面」が50.8%(「約書方式」30.4%、「メモ程度」8.5%、「電子メール」14.3%)であり、「口頭」が32.0%となっています。トラブル防止の前提は先ず契約条件を明確にすることです。
発注事業所側から見た場合は在宅ワーカー間とのトラブルは「ほとんどない」が75.7%で、トラブルは頻繁とは言えません。ただし、「たまにある」というのは、23.7%あります。
トラブルの内容としては、「仕事の出来具合」「仕事の納期」が多く、次いで「報酬の支払い」「仕事の発注量・頻度」となっています。
仕事先とのトラブル
在宅ワークのトラブルに関して、まず一番気をつけなければならないのは、報酬の不払ではないでしょうか。では、それを防ぐにはどうしたらいいかを考えてみましょう。仕事を受注した際、必ず確認しておく事項は、
・ 報酬金額
単価はいくらか、それは相場を大幅に下回っていないか、休日がはさまれる場合や急ぎの場合は特急料金が上乗せされるのか。
・ 支払期日
納品した日から何日後に入金されるのか。支払期日は発注事業所によって異なるため必ず確認を。
・ 支払方法
銀行や郵便局の口座振込みか(その場合は振込み手数料はどちらもちか)、現金支払なのか。
・ 諸経費の取扱い
仕事にかかる資料の購入費や宅配便代、FD やCD、DVD、MO 代、打ち合わせの時の交通費、通信費用、仕事に必要な機器、バージョンアップ代はどちら持ちか。
・ 成果物が不完全であった場合の取扱い
不完全だった箇所について報酬から差し引かれるのか、その引かれる割合はどのくらいなのか。
・ 納入が遅れた場合の取扱い
遅れた責任をとらされる範囲はどのくらいなのか、報酬から差し引かれるのか、その引かれる割合はどのくらいなのか。
また、納品後、発注事業所からの検品を終え、報酬が支払われる場合は、必ず指定された振込日に入金されたかどうかを確認しましょう。入金が指定日を過ぎても確認できない場合は、必ず電子メールや電話で連絡を入れましょう。また現金受け取りの場合は、自分で出向いて報酬を回収しに行くケースがほとんどなので、その際は領収書を用意しておくといいでしょう。
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